ジャガイモ

インカの主食はトウモロコシだったと言われていましたが、近年マチュピチュ の段々畑の研究などから、ジャガイモ(チチカカ湖畔が発祥地)が食の基盤だっ たと見直されつつあります。  1570年頃にスペイン人が新大陸の「お土産」として持ち帰ったものがヨーロッ パに広まったようです。オランダ人によって日本に伝来しましたが、その際ジャ ワ島のジャガタラという地を経由したため「ジャガタライモ」、これが短縮され て「ジャガイモ」となりました。  よく知られている「インカのめざめ」(さらにその改良種も幾つかある)は 「ソラナムフレファ」という南米の芋を改良したものですが、このソラナム フレファは現地では儀式の時にか食べられない高級な芋だったということです。

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